●家庭内沫ヘとは
家庭内沫ヘとは、一般的に子どもが家族に対して沫ヘをふるうことを指し、DVの一種とする人もいます。統合失調症などの精神障害によるものではなく、家庭外では沫ヘ的傾向が認められず、家庭内だけで沫ヘをふるう場合を家庭内沫ヘと言います。
子どもの親に対する沫ヘには、殴る、蹴る、監禁、謝罪の強要などの身体的沫ヘのほか、家具などを打ち壊す破損行為、悪口雑言を大声で浴びせる言葉による沫ヘなどがあります。
家庭内沫ヘの多くは、中学生や高校生に生じ、両親、祖父母、兄弟などのうち弱い人に向けられ、特に母親が対象になることが多いようです。
その治療法は、子どもに対する理解とコミュニケーションが基本で、適切に対応すれば、そのほとんどは解決することが可能。母親が対象になっているケースでは、父親が一緒になって取り組むことで、家庭内沫ヘの終結の鍵となることがあります。しかし、場合によっては、子どもを入院させたり家族の避難が必要なこともあります。
家庭内沫ヘは放置すると殺傷事件にまで発展しかねない危険な側面を持っているので、放置せずに早めに対処するようにしましょう。
●家庭内沫ヘの原因と対処法
家庭内沫ヘとは、家庭内において、思春期などの子どもが家族へふるう沫ヘ的言動や行為のこと。
家庭内沫ヘをふるう子どもの多くは、自分を情けないと感じたり、悲しみが大きくなり過ぎて沫ヘにはしっているようです。典型的なのは、失恋や学校での人間関係のもつれ、親に「お前はダメだ」とバカにされるなどでストレスがたまった末の沫ヘです。
また、過保護に育てられた子どもも家庭内沫ヘをふるうようになるケースが多いようです。自分の思い通りにならないことに我慢ができずに、親に沫ヘをふるってしまうのです。
家庭内沫ヘの対処法は、沫ヘが始まってから初期段階であるのか、長期にわたるものなのかにより対処法が異なります。
初期段階の場合は、本人を刺激するような言動はせず、沫ヘに対しては毅然と拒否すること。これでおさまることが多いようです。
問題は長期的な場合。本格化した家庭内沫ヘを親が解決することは相当に困難です。児童相談所や精神保健福祉センターや警察に相談し、連携して対処することをオススメします。
家庭内沫ヘは、ほうっておくと沫ヘがエスカレート、命の危険にさらされることも。世間体などにとらわれずに、専門機関に相談し、最悪の事態にならないようにしましょう。